誰でも簡単にたくさん収穫できる家庭菜園のたまねぎ作り

サイトトップ > たまねぎの種まきと植え付け

スポンサードリンク

たまねぎの種まきと植え付け

タマネギを栽培するには種まきと植え付けという２つの方法があります。種のまき時は、関東以西の平坦地での気温で想定した場合では、極早生と早生は9月上旬～中旬、中生、晩生は9月中旬～下旬というタイミングになります。従って購入したタマネギがどの品種なのかをよく確認するようにして蒔いてください。

定植のときに大苗になるような極端な早まきはトウ立ちの原因になりやすいので適期に蒔いてください。ただ、こうした種まきから幼苗を育てるのは実はなかなか大変なことなので、初心者の人は晩秋に苗を購入して植えつける方が手軽にできるのでお勧めとなります。

タマネギの苗の植え付けでは、約2週間前に条植えなら畝、ベッド植えなら植え床全面に過リン酸石灰や熔成リン肥を施しておき、一般的には5日～1週間前に化成肥料を施してから苗を植えるようにします。時期としては10月下旬～11月中旬頃で、寒い地域ほど早く植えて寒期までに十分根が張るようにするのがポイントです。

たまねぎの植え方は基本的にはベッド植えにすることが多いのですが、幅80cmなら12×12cm程度に植えるのが目安となります。注意としては、大きくなったタマネギの球同士が当たってしまうような過密状態にならないようにすることで、あまり欲張らず少し余裕を持たせて植えてください。

植えるコツは深植えを避けて、やや寝かせるように植えることで、株元の土は締めつけておくようにしてください。球が肥大し始めてからの追肥は、貯蔵性を低下させるので避けた方が無難です。